御曹司の俺には興味が無いだと?〜もう1人の俺を愛する秘書補佐
週明けから、体調が優れず、仕事をしていても、
「北郷さん、何度もすみません。席を外します」
「いいよ、気にしなくて。最近、調子悪いね」
「すみません・・・」
ハンカチを口に当て、慌てて席を立つ。
食事をしようとしても、匂いだけで気持ち悪い。
そういえば・・・こんなに遅れる事、無いのに・・・
もしかして・・・
今週末、病院に行ってみよう。
夜になり、空斗さんから電話が掛かってきた。
「華。帰る予定だったけど、野暮用で今からイギリスに行くんだ。予定は分からないけど、直ぐに用事を片付けて帰るから」
「はいっ、楽しみにしてます」
「華に早く逢えるように、倍速で働いてるよ。やれば出来るもんだな」
電話の向こうで笑ってる空斗さん。早く逢いたい。
土曜日になり、産婦人科に行くと、やっぱり空斗さんとの赤ちゃんを授かっていた。
空斗さんにたっぷりと愛されて、私のお腹で命を受けた最愛の子。
どうしよう・・・
赤ちゃんが出来たって言ったら、空斗さん、喜んでくれるのかな・・・
それとも・・・迷惑なのかな・・・
でも、2人の赤ちゃんだから伝えないとね。
「北郷さん、何度もすみません。席を外します」
「いいよ、気にしなくて。最近、調子悪いね」
「すみません・・・」
ハンカチを口に当て、慌てて席を立つ。
食事をしようとしても、匂いだけで気持ち悪い。
そういえば・・・こんなに遅れる事、無いのに・・・
もしかして・・・
今週末、病院に行ってみよう。
夜になり、空斗さんから電話が掛かってきた。
「華。帰る予定だったけど、野暮用で今からイギリスに行くんだ。予定は分からないけど、直ぐに用事を片付けて帰るから」
「はいっ、楽しみにしてます」
「華に早く逢えるように、倍速で働いてるよ。やれば出来るもんだな」
電話の向こうで笑ってる空斗さん。早く逢いたい。
土曜日になり、産婦人科に行くと、やっぱり空斗さんとの赤ちゃんを授かっていた。
空斗さんにたっぷりと愛されて、私のお腹で命を受けた最愛の子。
どうしよう・・・
赤ちゃんが出来たって言ったら、空斗さん、喜んでくれるのかな・・・
それとも・・・迷惑なのかな・・・
でも、2人の赤ちゃんだから伝えないとね。