camelに溺れる



バーの店員は、私にとって憧れの職業。




小さい時に父親に連れられてバーに来て、カウンターの向こう側でスマートにカクテルを作るバーテンが、輝いて見えた。


私もバーテンみたいに格好良い大人になりたいと思い続け、その憧れは現実となり、自分のお店を持って二年目。



基本的に夜からの営業だけど、夜中にやってくるお客さんは、変わり者ばかり。



酔っ払ってるか、遊べる人を探しに来るかのどっちか。



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