人生は虹色
溢れる想い
第三章
-溢れる想い-
*
葬儀場の外には入りきらない人で、溢れかえっていた。
あれから通夜も終わり、告別式が始まろうとしているけど、航兄ちゃんを惜しむたくさんの人の数に、呆気にとられていた。
とにかく、同級生や親族、幼稚園と少学校関係の保護者、会社仲間、地域の方がざっと400人も集まり。
僕は航兄ちゃんがこんなにもたくさんの人に、愛されていた人だったんだと、身に沁みて思い知らされた。
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