愛する婚約者様のもとに押しかけた令嬢ですが、途中で攻守交代されるなんて聞いてません!
「どしたの? なんかお悩み中? 僕が教えてあげようか?」
「プレヤさん」
背後から話しかけられ、わたくしはすぐに振り返ります。プレヤさんはニコニコと楽しげに笑いつつ、わたくしの隣の席に腰掛けました。
「お疲れ様です。もしかして、またおサボりですか? 最近よくいらっしゃいますけれども」
尋ねたら、プレヤさんはぶんぶんと首を横に振りました。
「違う違う。別の部署の人間とコミュニケーションをとるのも、上官たる僕の大事な仕事なんだよ。いざってときに連携がとれないんじゃ話にならないだろう?」
もっともらしいことを言ってらっしゃいますけれども、要は訓練に飽きたのでしょう! とはいえ、プレヤさんの言うことも一理ありますので、誰からも文句は言われません。わたくしも彼と話すのは普通に楽しいですし「そうなんですね」と返します。
「プレヤさん」
背後から話しかけられ、わたくしはすぐに振り返ります。プレヤさんはニコニコと楽しげに笑いつつ、わたくしの隣の席に腰掛けました。
「お疲れ様です。もしかして、またおサボりですか? 最近よくいらっしゃいますけれども」
尋ねたら、プレヤさんはぶんぶんと首を横に振りました。
「違う違う。別の部署の人間とコミュニケーションをとるのも、上官たる僕の大事な仕事なんだよ。いざってときに連携がとれないんじゃ話にならないだろう?」
もっともらしいことを言ってらっしゃいますけれども、要は訓練に飽きたのでしょう! とはいえ、プレヤさんの言うことも一理ありますので、誰からも文句は言われません。わたくしも彼と話すのは普通に楽しいですし「そうなんですね」と返します。