やっぱり中身で勝負
帰宅した。

出かける前にリビング横の和室に敷いたお布団へお母さんは部屋着に着替えて横になる。

私も夕飯の下ごしらえをしながらお母さんに様子を見ていた。

消化の良いかけうどん、大根と根菜の煮物、焼き茄子にした。

お母さんを見たら寝ていた。

……昨夜 今日の事が不安で敦志に電話した。
私の話しを聞いてくれた敦志。

「お母さんが完治すると良いな。
沙緒里も大変だと思うけど頑張れ! 
それからさ〜今度いつ会えそう?」

「えっと〜 週末の土曜なら大丈夫かな」

「じゃあ、土曜日にいつもの駅に11時な。
昼メシたべながら沙緒里の話しもゆっくり聞きたいしさ」

「うん。ありがとう。」
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