恋は秘密のその先に
住谷がまとめてくれた補足資料に目を通した真里亜は、その完璧さに舌を巻く。
(すごいなあ、まさに仕事が出来る男って感じ)
綺麗に読みやすくまとめられた資料を、早速真里亜は副社長に渡すことにした。
「副社長。こちらは住谷さんがまとめてくれた、午前の会議の補足資料です」
やはりいつもの無反応。
真里亜は副社長のデスクの端に資料を置いてから自席に戻る。
やがてお客様の来訪時間が近づき、給湯室でコーヒーカップを温め始めた。
するとジャケットのポケットに入れてあった仕事用のスマートフォンにメッセージの着信があり、見ると住谷から
『お客様がエントランスにお見えです。これからそちらにご案内いたします』
と送られていた。
きっと住谷自らがエントランスで出迎えたのだろう。
真里亜はまたもやその有能ぶりに感心し、『承知いたしました。ご連絡ありがとうございます』と返信した。
(すごいなあ、まさに仕事が出来る男って感じ)
綺麗に読みやすくまとめられた資料を、早速真里亜は副社長に渡すことにした。
「副社長。こちらは住谷さんがまとめてくれた、午前の会議の補足資料です」
やはりいつもの無反応。
真里亜は副社長のデスクの端に資料を置いてから自席に戻る。
やがてお客様の来訪時間が近づき、給湯室でコーヒーカップを温め始めた。
するとジャケットのポケットに入れてあった仕事用のスマートフォンにメッセージの着信があり、見ると住谷から
『お客様がエントランスにお見えです。これからそちらにご案内いたします』
と送られていた。
きっと住谷自らがエントランスで出迎えたのだろう。
真里亜はまたもやその有能ぶりに感心し、『承知いたしました。ご連絡ありがとうございます』と返信した。