恋は秘密のその先に
「明けましておめでとう、真里亜」
「明けましておめでとうございます、副社長」
はにかんだ笑顔の真里亜と、新年の挨拶をする。
「これが年越しの正解なの?」
「そうだよ。毎年こうやって年を越そう。一年間の感謝を込めて、そして新年も必ず真里亜を幸せにすると誓って」
「はい」
真里亜は照れて顔を赤くしながらうつむく。
「真里亜、一つだけ不満がある」
「えっ?!何ですか?」
文哉の言葉に、真里亜は驚いて顔を上げた。
「おめでとうございます、副社長はないだろう。仕事の挨拶じゃないぞ?」
「あ!ごめんなさい。ここ、副社長室だから、つい…」
「やれやれ、スイッチ入ってなかったな。おいで、真里亜」
「え?あの…」
戸惑う真里亜を、文哉は隣のプライベートルームに連れて行く。
照明は敢えて絞り、文哉は真里亜をベッドの端に座らせた。
「真里亜。今年は勝負の年になる。必ずキュリアスの仕事を成功させてみせるよ。それには真里亜の力が必要だ。俺をサポートして欲しい」
「はい、必ず。全力でサポートします」
「ありがとう、真里亜」
優しく見つめ合い、どちらからともなく顔を寄せてキスをする。
文哉は何度も真里亜にキスをしながら、そっとベッドに押し倒した。
「真里亜…」
「文哉さん」
潤んだ瞳で名前をささやかれ、文哉の心は一瞬にして火をつけられる。
「真里亜、お前が好きだ。真里亜…」
「ん…、文哉さん」
口づけては耳元でささやき、真里亜の身体を抱きしめて素肌に触れていく。
やがて真里亜の身体を覆うものは何もなくなり、ただ一つだけ、胸元にダイヤモンドのネックレスが輝いていた。
文哉はその姿を見て、ゾクッと身体を震わせる。
「最高に綺麗だ。俺の真里亜…」
「文哉さん、大好き」
ねだるように甘くささやいて微笑む真里亜に、文哉は一気に覆いかぶさった。
何も考えられない。
ただ互いの愛に溺れるひととき。
身体を重ね、心が重なる。
二人はしっかりと手を握り合い、幸せな愛の時間に身を委ねていた。
「明けましておめでとうございます、副社長」
はにかんだ笑顔の真里亜と、新年の挨拶をする。
「これが年越しの正解なの?」
「そうだよ。毎年こうやって年を越そう。一年間の感謝を込めて、そして新年も必ず真里亜を幸せにすると誓って」
「はい」
真里亜は照れて顔を赤くしながらうつむく。
「真里亜、一つだけ不満がある」
「えっ?!何ですか?」
文哉の言葉に、真里亜は驚いて顔を上げた。
「おめでとうございます、副社長はないだろう。仕事の挨拶じゃないぞ?」
「あ!ごめんなさい。ここ、副社長室だから、つい…」
「やれやれ、スイッチ入ってなかったな。おいで、真里亜」
「え?あの…」
戸惑う真里亜を、文哉は隣のプライベートルームに連れて行く。
照明は敢えて絞り、文哉は真里亜をベッドの端に座らせた。
「真里亜。今年は勝負の年になる。必ずキュリアスの仕事を成功させてみせるよ。それには真里亜の力が必要だ。俺をサポートして欲しい」
「はい、必ず。全力でサポートします」
「ありがとう、真里亜」
優しく見つめ合い、どちらからともなく顔を寄せてキスをする。
文哉は何度も真里亜にキスをしながら、そっとベッドに押し倒した。
「真里亜…」
「文哉さん」
潤んだ瞳で名前をささやかれ、文哉の心は一瞬にして火をつけられる。
「真里亜、お前が好きだ。真里亜…」
「ん…、文哉さん」
口づけては耳元でささやき、真里亜の身体を抱きしめて素肌に触れていく。
やがて真里亜の身体を覆うものは何もなくなり、ただ一つだけ、胸元にダイヤモンドのネックレスが輝いていた。
文哉はその姿を見て、ゾクッと身体を震わせる。
「最高に綺麗だ。俺の真里亜…」
「文哉さん、大好き」
ねだるように甘くささやいて微笑む真里亜に、文哉は一気に覆いかぶさった。
何も考えられない。
ただ互いの愛に溺れるひととき。
身体を重ね、心が重なる。
二人はしっかりと手を握り合い、幸せな愛の時間に身を委ねていた。