不器用な神野くんの一途な溺愛
「 (ここから会議室までって結構ある.......。けど、がんばるぞ.......迷わずに行ければ、) 」
と意気込んだところで、私は方向音痴だし、前も会議室に行こうとして迷った事があったんだった.......。
「こ、こ.......ど、こ.......?」
完璧に、迷ってしまいました.......。
もうとっくに休憩時間は終わってる。だから、教室の前を通る時は、しゃがんで窓から見えないようにして移動中.......。
だけど、そんなことを熱ある体にしていたら、しんどいわけで.......
「 (はぁ、ちょ、ちょっと休憩) 」
どこだか分からない廊下に、座り込んでしまう。
「ば、か.......だな。わ、た.......し」
神野くんはとっくに教室に戻ってるかもしれない。いまさら行ったって、いない可能性の方が高い。
けど、足が止まらなかった。
「(少し休憩したら、立ち上がって、それから.......)」
頭の中で計画していた、その時だった。
と意気込んだところで、私は方向音痴だし、前も会議室に行こうとして迷った事があったんだった.......。
「こ、こ.......ど、こ.......?」
完璧に、迷ってしまいました.......。
もうとっくに休憩時間は終わってる。だから、教室の前を通る時は、しゃがんで窓から見えないようにして移動中.......。
だけど、そんなことを熱ある体にしていたら、しんどいわけで.......
「 (はぁ、ちょ、ちょっと休憩) 」
どこだか分からない廊下に、座り込んでしまう。
「ば、か.......だな。わ、た.......し」
神野くんはとっくに教室に戻ってるかもしれない。いまさら行ったって、いない可能性の方が高い。
けど、足が止まらなかった。
「(少し休憩したら、立ち上がって、それから.......)」
頭の中で計画していた、その時だった。