(短編)ありがとうって言いたい☆



…あたしは、ちゃんと全部朱美に伝えたはずなのに―。。


どうしてだろう、まだ何か忘れている気がする。


最初は、その「何か」が分からなかった。


だから、あたしは何か引っ掛かりながらも、そのまま足は家へと進んでいて_


もうすぐ、家に着くという所で…

やっと―その「何か」に気付いた。


あたしは_


まだ、大事な事を言ってない。


そう思って、元来た道を引き返した。




.
< 15 / 23 >

この作品をシェア

pagetop