(短編)ありがとうって言いたい☆



「…朱美っ!」


やっとの事で朱美に追い付くと、ハァハァと息を切らせ、あたしは朱美の名前を呼んだ。


「…麻里華?!何でここに?どうしたのっ?」


朱美は、あたしが朱美の家の方向の所まで来た事にかなり驚いていた。


「…ハァ、ハァ、ハァ―。。」

でも、まだ息をつくのが苦しくて、あたしは何も言う事が出来ない。


「ちょっと麻里華、大丈夫?走って来たの??」


朱美は、あたしを心配してそう聞いてきた。




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