「裕ー友梨亜ちゃんから手紙…預かった。」

「友梨亜から?」

「うん。」

俺は、その手紙を受け取った。

手紙を開けながら…

「お前らって本当に分かんねーよな。付き合ったり、別れたり。」

『裕へ

勉強の方はどうですか?

ちゃんと、元気にやってますか?

ごめんね。手紙なんて書いちゃって……

迷惑だった?

あたしね…頑張るから!

裕がいなくても、1人でやってくから!!

だから、裕も頑張って。

自分のやりたいことやって。

苦しんでる人、助けてあげて。

裕ならできるよ!あたしなら分かる!

会えなくても…ずっと応援してるから。

ずっと…裕のこと考えてるから……

だから…

いつかちゃんとお医者さんになったら

あたしを裕のお嫁さんにしてください。

友梨亜より』

「ゆ・裕?」

俺は、涙が止まらなかった。

心から友梨亜のために頑張ろうと思った。

こんなに俺のこと想ってくれてる

友梨亜のために……


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