甘の弱な君が好き【完】
少しずつ動く心
「でもさ、女の子には基本猫かぶってる橙真がこんな素で話せる子なんていないのは事実でしょ。」
優しい表情で嬉しそうに話す関目さん。
そこは否定してこないことを踏まえると、関目さんの言ってることは本当なんだ。
「橙真が嫌がっても俺が勝手に招待するからね」
「はぁ…もう好きにして」
いくら俺様北浜さんでも、リーダーには強くいえないみたい。
なんか、また新たな一面を見たみたいで面白いなぁ。
・
・
・
それからすぐにやって来たライブの日
あの日を最後に本当に忙しいみたいで学校には一切来てない様子の北浜さん
久しぶりに会う北浜さんは、ステージ上
「ここか…」
大きな会場を目の前に思わず声を漏らす
周りにはファンの可愛い子たちがたくさん。
会場へ行くまでの電車の中や、近隣はファンの子でいっぱいだった。
本当に凄いアイドルなんだな、と何故か少し心が痛んだ。