夜華の先に
「…わかんないけど、」

「な、だから」

私には拒否権がないようだ。


そのあとは特に会話もなく、

私はお風呂に入って10時にはベットに着いた。




ーー朝


んっ、

私はベットの横にあるスマホに電源をつけた。

5時26分

アラームがなる4分前に目が覚めてしまった。

いつも、同じような生活だったから体が覚えているのだろう。

掛け布団を退けてベットから降りた。

うーー寒い…

一月のこの時間はまだ、日が登っておらず部屋の中は真っ暗だ。


私はドアを開けて目の前にある扉を開けて洗面所に行った。

私の家の洗面所と違って真っ白に染まった広い洗面所だ。


勝手に使うのは気が引けるけど、顔がべとべとしていて気持ち悪い。

使わせてもらいます…

と、心の中で言って、洗面所を使わせてもらった。
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