夜華の先に
今日も無事にバイトを終えた私は、いつもの帰り道を歩いていた。


だけど、今日は金曜日で、冷蔵庫に何もなことを思い出した私は、


家の近くにあるコンビニで夕飯でも買って帰ろうと思い、コンビニの方向に足を進めた。

今日は曇りだったからか、空には綺麗な月は映っていなかった。




ーー「お客さん!!大丈夫ですか?」

コンビニの前で店員さんが誰かに話しかけていた。

まだ、9時だと言うのに酔っ払いでも倒れているのだろうか…


周りは知らんぷりして歩いている。

私も、めんどくさいことには巻き込まれたくないから、気にせずコンビニの中に入っていった。

1番安かった梅のおにぎりとサラダ、明日の朝ごはんの焼きそばパンを買ってレジに並ぶ。

コンビニの前にいる人はまだ、居なくなっていないのか、定員さんはまだ話しかけているようだった。
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