好きな人と暮らす初めての日
一つずつ丁寧に拭いていたら時間がかかってしまい、結局先に彼の方が終わって一緒に拭いてもらった。
彼は「リーベのおかげで早く終わったよ」と言ってくれるが、丁寧にやりながらも、もっと早くできるようにならないと。
もっと彼の役に立てるようになりたい。
掃除が終わると、彼と一緒にイアンさんのもとへ向かう。
昨日彼がイアンさんと掃除を代わりにしたら渡すと約束した、私が初めて外に出た時の映像?を貰いに行くためだ。
私としては重症の彼のことを忘れてはしゃいでしまったので見てほしくないのだが、リュカはそれをすごく見たがっている。
映像というのが私はよくわからないが、そんなもの見なくてもここに私本人がいるのに。
イアンさんは丁度休憩に入っていたようで、私たちを見つけると近寄ってくる。
「よ、お二人さん。今日も仲良さそうだね」
手を繋いでいる私たちを見てイアンさんが言う。
昨日彼が目覚めるまで話し相手になってもらったお礼を言おうとしたところで、リュカが口を開く。
「そんなの当たり前だ。それよりも、掃除当番代わったんだから、昨日言ってた映像をくれ」
「そうだった。ちょっと待ってて。取ってくるから」
そう言ってイアンさんがどこかに行く。
彼は「リーベのおかげで早く終わったよ」と言ってくれるが、丁寧にやりながらも、もっと早くできるようにならないと。
もっと彼の役に立てるようになりたい。
掃除が終わると、彼と一緒にイアンさんのもとへ向かう。
昨日彼がイアンさんと掃除を代わりにしたら渡すと約束した、私が初めて外に出た時の映像?を貰いに行くためだ。
私としては重症の彼のことを忘れてはしゃいでしまったので見てほしくないのだが、リュカはそれをすごく見たがっている。
映像というのが私はよくわからないが、そんなもの見なくてもここに私本人がいるのに。
イアンさんは丁度休憩に入っていたようで、私たちを見つけると近寄ってくる。
「よ、お二人さん。今日も仲良さそうだね」
手を繋いでいる私たちを見てイアンさんが言う。
昨日彼が目覚めるまで話し相手になってもらったお礼を言おうとしたところで、リュカが口を開く。
「そんなの当たり前だ。それよりも、掃除当番代わったんだから、昨日言ってた映像をくれ」
「そうだった。ちょっと待ってて。取ってくるから」
そう言ってイアンさんがどこかに行く。