アンハッピー・ウエディング〜後編〜
秋惜しむ頃の章5
…ハーフマラソンをやった翌日、の、翌日は討論会をやらされて。

更に、その翌日。

俺達は、警戒心を露わにして登校した。

何で学校に来るのに警戒しなきゃならないんだ、って?

そんなの俺が聞きてぇよ。

嫌でも警戒するというものだろう。…今度は何をやらされるのか、と。

前週の金曜日、やることがないからって、ほぼ自習していたのが懐かしい。

もうあれで良いよ。

俺達、サボらず一生懸命自習してるから。

だからもう、出張教師だけは。新校舎からの出張教師だけはやめてくれ。

昨日、ハーフマラソンの後遺症で休んでいたor早退した生徒達も、今日は普通に登校してしていた。

何とも、不安げな面持ちで。

それもそうだろう。昨日の討論会の話は、彼らも既にクラスメイト達から聞かされている。

更に、一昨日のハーフマラソンにも参加し、昨日の討論会にも巻き込まれた、俺や雛堂、乙無を含む半数のクラスメイトは。

既に貫禄の表情を見せ、さながら「もう俺達に恐れるものなど何もない」状態。

そりゃ、二日も続けてあんな無茶振りをやらされたら。

さすがに三日目ともなると、そろそろ貫禄も出てくるというものだろう。

まさに、歴戦のつわ者って奴だな。ふはは。

…はぁ。

果たして今日は、何をやらされるのだろうか。
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