アンハッピー・ウエディング〜後編〜
作者あとがき
本編は以上になります。ここから作者のあとがきです。
完走お疲れ様でした。
ここまで読んでくださった方は、前編後編、合わせて読破されたことかと思います。
如何でしたでしょうか。
たまにはエロマフィアとクロノスタシス以外も書けるんだなこの作者、と思われたことかと思います。
まぁ、たまにはね。
しかもこの作品って、クロノスタシスに出てくるベリクリーデちゃんとジュリス君のオマージュみたいなものだし。
実質クロノスタシスの派生作品なのでは?
前編に比べると、糖度がね。糖度がちょっと上がってるって言うか。
悠理君がデレてますよね。
うーん、甘酸っぱい。恋愛経験ゼロの作者には、これ以上はお腹いっぱいだな。
この、甘過ぎず酸っぱ過ぎずの距離感が良いんですよ。
これ以上近寄ってもいけないし、遠ざかってもいけない。この絶妙な距離感が大事。
まぁ、要するにこれ以上純度の高い恋愛モノは、作者の手に余るというだけの話なんですが。
とりあえず、書きかったことはほとんど全部書けたので、未練はありません。
今は達成感でいっぱいです。
ここまでお付き合いくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。
では、早速登場人物の解説を…と言いたいところですが。
前編のあとがきで、ほとんど解説済ませちゃってるからな…。
改めて言うべきこともないですが、前述の通り、前編に比べると悠理君、かなりデレてますよね。
寿々花ちゃんと、相当仲良くなってますよ。
本人はあまり自覚がない…と言うか、気にしてない風を装ってますが。
修学旅行の時、寿々花ちゃんがいない間の悠理君の意気消沈ぶりを見れば明らか。
本当はめちゃくちゃ寂しいと思ってるのに、それを素直に認めたくないところが、いかにも悠理君っぽくて好きです。
彼氏にするならこういう人が良いなぁ。なんて。
料理上手だしね。糠漬けとか干し柿を自分で作れる男子高校生って、なかなかいないと思いますよ。
私も悠理君の作ったオムライス、食べてみたいなぁ。
きっと美味しいんだろうなー。
ところで私、悠理君のことで一つ、皆様に謝らなきゃいけないことがあるんですよね。
いきなりどうした、って感じですが。
私ってこれまで、いくつも作品を書いてきたじゃないですか。
その中で、基本的に主人公、及び主要人物のキャラクターの名前が被らないように気をつけてたんです。
ふと思い出したんですよ。後編書いてる途中に。
「ゆうり」ってそういや以前書いたことあるなぁって。
覚えてる人いないと思いますが、ツンデレナイトのお友達の、シスコンお兄様の名前が確か「ゆうり」だったなーって。
漢字までは覚えてないんですけど。でも「悠」の字は被ってるはずだがら、ほぼニアピン。
気づいたは良いものの、もう後編を書いてるところだったし、今更変えようもないし、そのまま続投しましたが。
シスコンと名前被っちゃって、こっちの悠理君も非常に不本意だったと思います。
安直な名付けは身を滅ぼす、ということを学習しました。
今後はもっと気をつけて…と言いたいところですが、毎回毎回、主人公の名前決めは作者の悩みのタネなので。
またやりそうな気がするなぁ。
まぁ、あの、あっちのゆうりお兄様と、こっちの悠理君は全く別物なので。
名前は被ってるけど、赤の他人ってことで宜しくお願いします。
そんな悠理君ですが、これまでの主人公とは明確に違うところがあります。
結構意識して、気をつけて書いてました。
いや、全然大したことじゃないんですが。
悠理君って、相手のことを「お前」とは呼ばないんですよね。
必ず「あんた」って言うんです。だからどうしたって話ですが。
この辺に、悠理君「らしさ」があるなぁと思っ…。…やっぱり大したことじゃないな。
口は悪いけど、基本的に人に優しいですからね。悠理君は。
是非ともお友達になりたいタイプです。
女装がめちゃくちゃ似合うところ、『黒く染まりし十字架〜』の奏都君に似てんなぁと思いました。
悠理君と寿々花ちゃんがモデルになった、クロノスタシスの本家ジュリス君とベリクリーデちゃんは、ストーリーの都合上、くっつけたくてもくっつくことが出来ないので。
君達は代わりに、末永く幸せにくっついていてくれ。
で、次に寿々花ちゃんの解説しましょうか。
…と言っても、悠理君以上に解説することがないが。
こちらも前編に比べると、かなりデレてる…と言いますか。
寿々花ちゃんは割と素直なので、当たり前のように悠理君に「好き」って言ってますよね。
ただ悠理君が素直じゃないので、大抵「はいはい」ってスルーされてますが。
悠理君は寿々花ちゃんの「好き」を、あくまでお友達として、ライクの意味の「好き」だと思ってますから。
ライクからラブに変わるのは、いつになることか。
素直じゃないんでね、悠理君は。もうちょっと時間がかかりそうだ。
たった今、『アンハッピー・ウェディング』の設定メモを見てきたんですが。
寿々花ちゃんの欄にはずらーっと色んな設定が書いてあるのに、悠理君は寿々花ちゃんの三分の一以下しか書いてなかった。
この格差よ。
主人公の扱いじゃねぇ。
当初の予定では、悠理君視点のみじゃなくて、寿々花ちゃん視点と半々くらいで書くつもりだったんですよね。
ややこしいことになるかと思って、結局悠理君視点のみで話が進んでますが。
寿々花ちゃん視点だと、彼女がどう思ってるのか、どう感じてるのか、気になるところですね。
ちなみに初期設定では、寿々花ちゃんってもっとアホの子の予定だった…って、前編のあとがきで言いましたっけ。
高1の悠理君に勉強を教えてもらわなきゃいけないくらい、成績が悪いという設定でした。
蓋を開けてみれば真反対でしたね。こういうタイプの子は、めちゃくちゃ頭良いか、めちゃくちゃ頭悪いかのどっちかだと思ってましたが。
ベリクリーデちゃんがめちゃくちゃ頭悪いので、寿々花ちゃんはめちゃくちゃ頭良い…と言うか。
まともな教育を受けているかどうかの差なんですけどね。
良いなぁ、イタリアに修学旅行。私も行ってみたい。
本場のスパゲティ食べてみたいです。
ちなみに、悠理君は今回一年生だったので、修学旅行には行ってませんが。
来年悠理君が修学旅行に行く時は、行き先は勿論国内です。
女子部は一週間の海外旅行ですが、男子部の修学旅行は国内で二泊三日くらい。いやぁ凄い差だ。
男子部と女子部の差別を、もっと露骨に、顕著に表現したかったですが、ちょっと物足りなかったかなぁって。
いや充分お腹いっぱいだよ、って悠理君からブーイングが聞こえてきそうですね。
完走お疲れ様でした。
ここまで読んでくださった方は、前編後編、合わせて読破されたことかと思います。
如何でしたでしょうか。
たまにはエロマフィアとクロノスタシス以外も書けるんだなこの作者、と思われたことかと思います。
まぁ、たまにはね。
しかもこの作品って、クロノスタシスに出てくるベリクリーデちゃんとジュリス君のオマージュみたいなものだし。
実質クロノスタシスの派生作品なのでは?
前編に比べると、糖度がね。糖度がちょっと上がってるって言うか。
悠理君がデレてますよね。
うーん、甘酸っぱい。恋愛経験ゼロの作者には、これ以上はお腹いっぱいだな。
この、甘過ぎず酸っぱ過ぎずの距離感が良いんですよ。
これ以上近寄ってもいけないし、遠ざかってもいけない。この絶妙な距離感が大事。
まぁ、要するにこれ以上純度の高い恋愛モノは、作者の手に余るというだけの話なんですが。
とりあえず、書きかったことはほとんど全部書けたので、未練はありません。
今は達成感でいっぱいです。
ここまでお付き合いくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。
では、早速登場人物の解説を…と言いたいところですが。
前編のあとがきで、ほとんど解説済ませちゃってるからな…。
改めて言うべきこともないですが、前述の通り、前編に比べると悠理君、かなりデレてますよね。
寿々花ちゃんと、相当仲良くなってますよ。
本人はあまり自覚がない…と言うか、気にしてない風を装ってますが。
修学旅行の時、寿々花ちゃんがいない間の悠理君の意気消沈ぶりを見れば明らか。
本当はめちゃくちゃ寂しいと思ってるのに、それを素直に認めたくないところが、いかにも悠理君っぽくて好きです。
彼氏にするならこういう人が良いなぁ。なんて。
料理上手だしね。糠漬けとか干し柿を自分で作れる男子高校生って、なかなかいないと思いますよ。
私も悠理君の作ったオムライス、食べてみたいなぁ。
きっと美味しいんだろうなー。
ところで私、悠理君のことで一つ、皆様に謝らなきゃいけないことがあるんですよね。
いきなりどうした、って感じですが。
私ってこれまで、いくつも作品を書いてきたじゃないですか。
その中で、基本的に主人公、及び主要人物のキャラクターの名前が被らないように気をつけてたんです。
ふと思い出したんですよ。後編書いてる途中に。
「ゆうり」ってそういや以前書いたことあるなぁって。
覚えてる人いないと思いますが、ツンデレナイトのお友達の、シスコンお兄様の名前が確か「ゆうり」だったなーって。
漢字までは覚えてないんですけど。でも「悠」の字は被ってるはずだがら、ほぼニアピン。
気づいたは良いものの、もう後編を書いてるところだったし、今更変えようもないし、そのまま続投しましたが。
シスコンと名前被っちゃって、こっちの悠理君も非常に不本意だったと思います。
安直な名付けは身を滅ぼす、ということを学習しました。
今後はもっと気をつけて…と言いたいところですが、毎回毎回、主人公の名前決めは作者の悩みのタネなので。
またやりそうな気がするなぁ。
まぁ、あの、あっちのゆうりお兄様と、こっちの悠理君は全く別物なので。
名前は被ってるけど、赤の他人ってことで宜しくお願いします。
そんな悠理君ですが、これまでの主人公とは明確に違うところがあります。
結構意識して、気をつけて書いてました。
いや、全然大したことじゃないんですが。
悠理君って、相手のことを「お前」とは呼ばないんですよね。
必ず「あんた」って言うんです。だからどうしたって話ですが。
この辺に、悠理君「らしさ」があるなぁと思っ…。…やっぱり大したことじゃないな。
口は悪いけど、基本的に人に優しいですからね。悠理君は。
是非ともお友達になりたいタイプです。
女装がめちゃくちゃ似合うところ、『黒く染まりし十字架〜』の奏都君に似てんなぁと思いました。
悠理君と寿々花ちゃんがモデルになった、クロノスタシスの本家ジュリス君とベリクリーデちゃんは、ストーリーの都合上、くっつけたくてもくっつくことが出来ないので。
君達は代わりに、末永く幸せにくっついていてくれ。
で、次に寿々花ちゃんの解説しましょうか。
…と言っても、悠理君以上に解説することがないが。
こちらも前編に比べると、かなりデレてる…と言いますか。
寿々花ちゃんは割と素直なので、当たり前のように悠理君に「好き」って言ってますよね。
ただ悠理君が素直じゃないので、大抵「はいはい」ってスルーされてますが。
悠理君は寿々花ちゃんの「好き」を、あくまでお友達として、ライクの意味の「好き」だと思ってますから。
ライクからラブに変わるのは、いつになることか。
素直じゃないんでね、悠理君は。もうちょっと時間がかかりそうだ。
たった今、『アンハッピー・ウェディング』の設定メモを見てきたんですが。
寿々花ちゃんの欄にはずらーっと色んな設定が書いてあるのに、悠理君は寿々花ちゃんの三分の一以下しか書いてなかった。
この格差よ。
主人公の扱いじゃねぇ。
当初の予定では、悠理君視点のみじゃなくて、寿々花ちゃん視点と半々くらいで書くつもりだったんですよね。
ややこしいことになるかと思って、結局悠理君視点のみで話が進んでますが。
寿々花ちゃん視点だと、彼女がどう思ってるのか、どう感じてるのか、気になるところですね。
ちなみに初期設定では、寿々花ちゃんってもっとアホの子の予定だった…って、前編のあとがきで言いましたっけ。
高1の悠理君に勉強を教えてもらわなきゃいけないくらい、成績が悪いという設定でした。
蓋を開けてみれば真反対でしたね。こういうタイプの子は、めちゃくちゃ頭良いか、めちゃくちゃ頭悪いかのどっちかだと思ってましたが。
ベリクリーデちゃんがめちゃくちゃ頭悪いので、寿々花ちゃんはめちゃくちゃ頭良い…と言うか。
まともな教育を受けているかどうかの差なんですけどね。
良いなぁ、イタリアに修学旅行。私も行ってみたい。
本場のスパゲティ食べてみたいです。
ちなみに、悠理君は今回一年生だったので、修学旅行には行ってませんが。
来年悠理君が修学旅行に行く時は、行き先は勿論国内です。
女子部は一週間の海外旅行ですが、男子部の修学旅行は国内で二泊三日くらい。いやぁ凄い差だ。
男子部と女子部の差別を、もっと露骨に、顕著に表現したかったですが、ちょっと物足りなかったかなぁって。
いや充分お腹いっぱいだよ、って悠理君からブーイングが聞こえてきそうですね。