ずるいよ、先生。
『また、注射したい?(笑)』





、、、ひぃっ‼‼!‼‼





絶対したくない‼‼!





そう書かれた紙にうっすら冷や汗が滲んでいく。






「ククク、、、、」





「もうっ、、、‼‼⁉??先輩っ‼‼!」





「、、、ごめんごめん、、ちょっと面白すぎて、、」





そんなこと言いながら、カルテをさばいていく藤木先輩。





おぉ、、、、凄い手さばき、、、尊敬する、、、、。しかも普通に喋りながら、、、、。私には、到底まねできない、、、、。





ちょっと話しながら、仕事をしていたらあっという間にお昼の時間になってしまった。






「んー、、、お疲れ様ぁ、、、午後は外来だってー」





「先生来てましたっけ?」





「うん、来たらしい。けど今は救急部手伝ってくるって言ってたよ。」
< 92 / 329 >

この作品をシェア

pagetop