再会溺愛〜夢の一夜の証と共に〜
とんとん拍子に話が進み、今は北陸の『フラワーショップローズ』に勤務している。
まさか、一カ月でここまで順調にことが運ぶとは思っていなかったので、私が一番驚いているが平穏な日々だ。
しかも、前の店長と新しい店の店長が親友で、こちらでも娘のように可愛がってもらえて、どん底にいた私はもういない。
幼馴染夫婦には、転勤になったと伝えた。結婚したばかりのタイミングで、私が離れてしまうことを残念に思ってくれていたが、まさか私が二人を見ているのが辛くて離れるとは気づいていない。
「こちらに来ることがあれば連絡してね」
「寂しいけど、美夜頑張ってね」
「俺達も遊びに行くよ」
疑われることなくさよなら出来た。
壱夜さんとは、あれ以来連絡を取っていない。あのメモが夢ではない証だ。あちらも、きっと私の存在は忘れているだろう。いつかどこかで会った時は、笑顔でお礼を言いたい。
まさか、一カ月でここまで順調にことが運ぶとは思っていなかったので、私が一番驚いているが平穏な日々だ。
しかも、前の店長と新しい店の店長が親友で、こちらでも娘のように可愛がってもらえて、どん底にいた私はもういない。
幼馴染夫婦には、転勤になったと伝えた。結婚したばかりのタイミングで、私が離れてしまうことを残念に思ってくれていたが、まさか私が二人を見ているのが辛くて離れるとは気づいていない。
「こちらに来ることがあれば連絡してね」
「寂しいけど、美夜頑張ってね」
「俺達も遊びに行くよ」
疑われることなくさよなら出来た。
壱夜さんとは、あれ以来連絡を取っていない。あのメモが夢ではない証だ。あちらも、きっと私の存在は忘れているだろう。いつかどこかで会った時は、笑顔でお礼を言いたい。