先輩…ずっと隣にいて【1巻】
「美麗は、異常なだけでしょ」(遥樹)

 感じるのは、人それぞれだしな~

「って、痛いとか言ってもやるからね。痛すぎたら、遥樹?君の手を握り潰しちゃっていいからね」(華雪)

『華雪さん、それ…患者さんが増えますよ。そんな事したら』

「まぁ今のは気にしないでね。早速やるよ」
(華雪)

   ーあれから、数分……

「咲姫ちゃん〜?痛くない?」(華雪)
『何か、感覚に慣れてきちゃって少し平気になりました』

 今言ったことは、本当。何かこの感覚慣れてきちゃってるから。

「咲姫って異常?」(遥樹)
『失礼な!異常じゃありません!』
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