拷問ASMRー恐怖の音当てクイズー
由佳たちは慌ててその後を追いかける。
「配信者はきっと場所を移動したんだ。この学校内のどこかでまだ配信してるはずだ」
久貴は舌なめずりしながら校舎内を探し歩く。
相手がどんな人物なのかなにもわからないのに、恐怖心は少しも感じていなかった。
ただ、配信者を見つけ出すことができれば、そこに10万円もある。
それだけが頭を支配していた。
「配信者がまだ学校にいるとして、どこにいるかわかってるの?」
ずんずんと先へ進む久貴に由佳が声をかける。
「そんなの、歩いてりゃ見つかるだろ」
特にあてはないようで由佳はため息を吐き出した。
この調子じゃ本当に配信者を見つけることができるか怪しい。
もっと考えてから行動しないと。
そう思ったときだった。
不意にポンッと小さな音が聞こえてきて4人は同時に足を止めていた。
静かな校舎内に異質な音がポン……ポン……と聞こえてくる。
和美は緊張から拳を握りしめてその手にはじっとりと汗が滲んできていた。
できるなら今すぐここから逃げ出してしまいたい。
「配信者はきっと場所を移動したんだ。この学校内のどこかでまだ配信してるはずだ」
久貴は舌なめずりしながら校舎内を探し歩く。
相手がどんな人物なのかなにもわからないのに、恐怖心は少しも感じていなかった。
ただ、配信者を見つけ出すことができれば、そこに10万円もある。
それだけが頭を支配していた。
「配信者がまだ学校にいるとして、どこにいるかわかってるの?」
ずんずんと先へ進む久貴に由佳が声をかける。
「そんなの、歩いてりゃ見つかるだろ」
特にあてはないようで由佳はため息を吐き出した。
この調子じゃ本当に配信者を見つけることができるか怪しい。
もっと考えてから行動しないと。
そう思ったときだった。
不意にポンッと小さな音が聞こえてきて4人は同時に足を止めていた。
静かな校舎内に異質な音がポン……ポン……と聞こえてくる。
和美は緊張から拳を握りしめてその手にはじっとりと汗が滲んできていた。
できるなら今すぐここから逃げ出してしまいたい。