青白磁のエンドロール
一・二年も別のクラスだったし、一切何の関わりもなかった。
けど、羨まれるような容姿の面で目立つところがあったから、顔と名前は当たり前のように知っていたし、それっぽい好意を伝えた生徒がいる……的なことも、分かっていた。
いつの間にか。真新しい体操服を着る守保は、話しかけられれば穏やかに笑っていたし、目立つこともなく変わらぬ毎日を過ごしていて、消えた体操服の悩みを抱えるのは、守保とワタシモリだけ。
そんな守保の体操服を、まさか自分が見つけてしまい、その見つけた場所が──