青白磁のエンドロール








「俺はちせのことが好きだった。でももう、終わりだな。帰るわ」

 そしたら、ビックリするような突然の告白と、その後の拒絶。

 やっぱり引き留めて、仲良くなりたいと思ってたとか、今更何も言えない。どうにもできず、優しかった青鷹君と目も合わずに卒業、もう二度とこの人に会うことはないんだと思っていた。

 いいんだ、時が経つにつれて、全部が泡のように消えるだろうから。















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