青白磁のエンドロール





 どうしよう、初対面の挨拶返した……。

「明後日から、宜しくお願いします」

 私の敬語に、南浦 青鷹も更に敬語を返し、続けて自分もお願いしますって言おうとした所で、スクールリュックを背負った小学生が砂利を走って近付いて来た。

 あぁ、今車で送ってもらったんだ。

「えーもしかして新しい先生?」

 中学年の男の子は興味津々。

「ほらもう授業始まってるよ。行っておいで」




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