青白磁のエンドロール
……だったから、繋がりを求めないのが正解だって、ちゃんと考えて、結論を出して大丈夫って青鷹君に笑って見せたのに。
そしたら相手の好意を知り、すぐさま冷たく避けられた。
良かれと思って取った態度が裏目に出てしまい、めちゃくちゃ悲しかったのに、あの青鷹君の棘のある態度を見ていると容易に近付くこともできず、この人は助けてくれたのに。
卒業式の日、あんなサトナカ君とは笑って話せたのに、青鷹君には取り繕おうとしても声をかけられなかった。
そういう、終わり方をした人だ。