妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「こういうの、嫌い?」
「……わ、かんない……ッ」
「もっと、付けてもいい?」
「……そ、れは……っ」

 こういう風にキスマークを付けられた事すら初めてだから、どんな反応をすればいいのか分からない。

「嫌だったら拒めばいいよ。そうすれば俺は止める。けど、本気の『嫌』じゃなければ俺は止めない。マーキングするのも、この先の行為も全て……ね」
「――ッあぁん!」

 言いながら百瀬くんは胸の先端を指で摘むと、弾くように弄ってくる。

「感度いいよね。それに、亜夢の声は、すごくそそられる」
「……っん、やぁ……」

 胸の膨らみに唇をあてがうと、先程同様吸い付いてきて、赤い印をまた一つ付けられた。

「や、……だぁ……」
「その『嫌』は、本気の嫌じゃ無いよね?」
「んんッ」

 私の口から『やだ』という吐息混じりの声が漏れるけれど本気と取っては貰えず、今度は逆の胸に印を付けられた。

「も、ぅ……やめ、て……」
「本当に、止めていいの?」
「はッぁ、んっ……」

 どう言えば止めてくれるのかが分からず、私は百瀬くんにされるがまま。

 身体を倒され、お腹へ舌を這わせてくると、そこにも吸い付いてきた。

『嫌』、『やめて』という言葉を発する度にキスマークが増やされていき、今の自分の身体にはいくつの印があるのかを考えただけで、恥ずかしさが増していく。

 そして――百瀬くんの手が腰からお尻へと伸びていき、両手で強く揉まれた瞬間、腰が浮いた。

「このショートパンツ、脱ごっか」
「え? あ、やっ!」

 微笑みながらそう言った彼はショートパンツのウエスト部分に手を掛けると一気に脱がして来る。

 下肢にはショーツ一枚だけを纏った格好となり、濡れているのを気付かれてしまうと思うと気が気じゃない。

「脚も、細くて長くて、綺麗だね」
「ひゃ、ぁんッ!!」

 突如太腿を掴まれて大きく脚を開かされてチュッと口付けられた私は驚き、一際大きな声を上げてしまう。

(だ、駄目……こんなに脚を広げられたら、下着が濡れてるのが、目立っちゃうよ……)

 そんな私をよそに百瀬くんは、

「あーあ、下着もこんなに濡らして……蜜が溢れ過ぎて染みになってるし、ほら、こうしてずらすと、どんどん溢れてきた」
「――ッ」

 ショーツのクロッチ部分を掴んでずらし、私の恥ずかしい部分を露わにしながら、溢れ出る愛液を掬い取っていく。
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