妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
 百瀬くんは掬い取った私の愛液が指に付いているのを見せつけると、舌を出して味わうように舐めていく。

 その姿は何とも言えないくらいの色気を纏っているし、私の恥ずかしい部分から出たモノを彼が口に含んでいる、その事実が私の羞恥心をより一層掻き立てていく。

「亜夢の蜜は、甘くて美味しいな。もっと、もーっと堪能したくなるよ」
「お、ねがい……だ、から……これ以上は、もう……っ」

 このまま最後までされた時、私が私で無くなってしまうのではないか……それくらい百瀬くんはテクニシャンで、それを思うと怖くなる。

 そんな私の胸の内は彼に筒抜けなのか、

「……大丈夫、怖くないよ。お互い気持ち良くなるだけ。俺に全てを任せてくれれば、大丈夫だから」

 髪を優しく撫でながら笑顔を向けてくる百瀬くんは、まるで子供をあやすように『大丈夫』を繰り返す。

「で、も……」

 分かってる。

 こんな状況で止められる訳が無い事くらい。

「ほら、亜夢のココ、俺を求めてひくついてるよ」
「――ッんぁ!」

 濡れている秘裂に指を添えると、腟内に挿れている訳じゃないのに、くちゅっという厭らしい水音が聞こえてくる。

 何度も入り口付近を刺激され、溢れ出た蜜液がお尻の方へと流れていくのを感じていく。

「や、ぁ……っ、んん……ッぁぁ、」
「あーあ、こんなに溢れさせて、勿体無い――」
「――ッひやぁぁんっ」

 そして、それを勿体無いと言いながら流れていく愛液(それ)を舌を這わせながら舐められた私は、更に大きな嬌声を上げ、腰をビクビクと身体をくねらせた。

「や、だぁ……もう、舐め、ないで……っ」
「恥ずかしい? でも、亜夢を味わいたくて堪らないんだ」
「やぁ……ッ」

 こんなにも恥ずかしい思いをさせられるくらいならばいっその事、もう最後までして欲しい。

 こんな風に焦らされ続けては、身体がどうにかなってしまいそうだから。
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