【短編】私、彼女失格です!?
どうするべきか。
「まあ、いいよ。俺もいきなりで悪かった。
お前のことだから人目とか気にしてるんだろ。ここ、住宅街だし。」
私がぐすぐす考えているうちに優の中で勝手に解釈してしまった。
今言われてみれば、確かに住宅街の中だ。
なかには防犯カメラを設置している家もある。
それに車のドラレコもある。
もしうつってしまったら恥ずかしい。
「うん。そうなんだ。ごめんね。せっかく。」
優が言ったことも間違いではないので、そう言った。