狼上司と秘密の関係
☆☆☆
大和が用意してくれたのは白いTシャツと短パンだった。
シャツだけで千明の太ももまですっぽりと包み込まれてしまう。
短パンはウエスト部分が紐になっていてめいいっぱい絞ってみたけれど、さすがにゆるゆるだった。
その格好でソファに座っていると、すぐに大和が出てきた。
ブルーのパジャマ姿だ。
普段見ることのない姿を見ているだけで、なんだかくすぐったい気持ちになってくる。
「髪を乾かさないとな」
脱衣所から持ってきたドライヤーを貸してくれるのかと思いきや、大和は千明の後ろに座ってドライヤーを握りしめた。
「じっとしてて」
そう言われてドライヤーの風が髪に当てられる。
大和の手が千明の髪の毛をワシャワシャとかき回す。
時折首筋にあたる指がくすぐったくて、千明は何度も身を捩って笑った。
「これじゃまるで私が子供みたい」
「似たようなもんだろ」
「なんですって!?」
お風呂の中と動揺にキャアキャアじゃれ合っている間に髪はすっかり乾いていた。
千明が手ぐしで髪を整えていると、大和がドライヤーを元の場所へ戻して戻ってきた。
「大和さんは? 髪は乾かさないの?」
大和が用意してくれたのは白いTシャツと短パンだった。
シャツだけで千明の太ももまですっぽりと包み込まれてしまう。
短パンはウエスト部分が紐になっていてめいいっぱい絞ってみたけれど、さすがにゆるゆるだった。
その格好でソファに座っていると、すぐに大和が出てきた。
ブルーのパジャマ姿だ。
普段見ることのない姿を見ているだけで、なんだかくすぐったい気持ちになってくる。
「髪を乾かさないとな」
脱衣所から持ってきたドライヤーを貸してくれるのかと思いきや、大和は千明の後ろに座ってドライヤーを握りしめた。
「じっとしてて」
そう言われてドライヤーの風が髪に当てられる。
大和の手が千明の髪の毛をワシャワシャとかき回す。
時折首筋にあたる指がくすぐったくて、千明は何度も身を捩って笑った。
「これじゃまるで私が子供みたい」
「似たようなもんだろ」
「なんですって!?」
お風呂の中と動揺にキャアキャアじゃれ合っている間に髪はすっかり乾いていた。
千明が手ぐしで髪を整えていると、大和がドライヤーを元の場所へ戻して戻ってきた。
「大和さんは? 髪は乾かさないの?」