狼上司と秘密の関係
パッと電気がついたかと思うとパンパンとクラッカーの音が部屋の中に鳴り響いた。
驚いて立ちすくんでいる千明を、あっという間に梨江と晋也に囲まれる。
部屋の中央には大きなプレゼントを持った大和がいた。
「え、どうして」
今日は会えないはずじゃなかったのと質問する前に右隣に立つ晋也が「サプラーイズ! 誕生日、おめでとーう!」と、拍手した。
梨江もそれと一緒に拍手する。
じゃあ、さっき梨江が電話に出なかったのはこの部屋にいたからだったのだと、ようやく理解した。
部屋の鍵は大和に渡してあるから、それで入ったんだろう。
「びっくりしたぁ」
その場にヘナヘナと座り込んでしまいそうになるのをどうにか堪えて大和に近づく。
「誕生日おめでとう」
そう言って手渡されたプレゼントの箱は千明の体の半分の大きさがある。
あまりに大きくてどうしていいかわからずに、ぎこちなく受けとってそのまま床に置いてしまった。
「これは私たち3人からのプレゼント。開けてみてよ」
梨江に言われて千明は頷くとラッピングを剥がし始めた。
あまりに大きいから、綺麗にはがすのは難しかった。
驚いて立ちすくんでいる千明を、あっという間に梨江と晋也に囲まれる。
部屋の中央には大きなプレゼントを持った大和がいた。
「え、どうして」
今日は会えないはずじゃなかったのと質問する前に右隣に立つ晋也が「サプラーイズ! 誕生日、おめでとーう!」と、拍手した。
梨江もそれと一緒に拍手する。
じゃあ、さっき梨江が電話に出なかったのはこの部屋にいたからだったのだと、ようやく理解した。
部屋の鍵は大和に渡してあるから、それで入ったんだろう。
「びっくりしたぁ」
その場にヘナヘナと座り込んでしまいそうになるのをどうにか堪えて大和に近づく。
「誕生日おめでとう」
そう言って手渡されたプレゼントの箱は千明の体の半分の大きさがある。
あまりに大きくてどうしていいかわからずに、ぎこちなく受けとってそのまま床に置いてしまった。
「これは私たち3人からのプレゼント。開けてみてよ」
梨江に言われて千明は頷くとラッピングを剥がし始めた。
あまりに大きいから、綺麗にはがすのは難しかった。