狼上司と秘密の関係
☆☆☆
2時間ほど千明の部屋で騒いだ梨江と晋也は帰っていった。
しっかり片付けをして帰ってくれたことには感謝しかない。
「明日仕事は?」
大和に聞かれて千明は「園の設立記念日でお休みだよ」と、答えた。
明日も平日だけれど、観光地の方も休みだったはずだ。
なにげなく視線がぶつかり合って、互いに引き寄せられるようにキスをする。
「じゃあ、別に早起きしなくていいんだな?」
その言葉がなにを意味しているのか理解した上で、千明は頷いた。
「実はもうひとつプレゼントがあるんだ」
立ち上がって言う大和に「え?」と首をかしげる千明。
「あのふたりには秘密な?」
そう言われて胸が高鳴る。
ただでさえ秘密の多いふたりの関係に、まだなにか隠し事が増えるんだろうか。
ドキドキしていると後ろから手を回されて目隠しされた。
「そのままゆっくり立ち上がって、前に歩いて」
2時間ほど千明の部屋で騒いだ梨江と晋也は帰っていった。
しっかり片付けをして帰ってくれたことには感謝しかない。
「明日仕事は?」
大和に聞かれて千明は「園の設立記念日でお休みだよ」と、答えた。
明日も平日だけれど、観光地の方も休みだったはずだ。
なにげなく視線がぶつかり合って、互いに引き寄せられるようにキスをする。
「じゃあ、別に早起きしなくていいんだな?」
その言葉がなにを意味しているのか理解した上で、千明は頷いた。
「実はもうひとつプレゼントがあるんだ」
立ち上がって言う大和に「え?」と首をかしげる千明。
「あのふたりには秘密な?」
そう言われて胸が高鳴る。
ただでさえ秘密の多いふたりの関係に、まだなにか隠し事が増えるんだろうか。
ドキドキしていると後ろから手を回されて目隠しされた。
「そのままゆっくり立ち上がって、前に歩いて」