狼上司と秘密の関係
「そ、そうか」
なんとなくぎこちなくなってふたりしてうつむいてしまった。
キスされたことに関して強がって子供じゃないなんて言ったけれど、ほとんど恋愛経験がないことがバレてしまった。
それが恥ずかしくてなかなか顔を上げることができない。
「あ、あのこれ」
会話の間を持たせるように大和が取り出したのは長方形のプレゼントの箱だった。
「え?」
「一応、付き合いはじめ記念ってことで」
差し出されたプレゼントを反射的に受け取ってから「でも、こんなの悪いです」と、顔を上げる。
大和の顔も耳まで赤く染まっているのがわかった。
「こんな俺のことを受け入れてくれた人は初めてなんだ。だから、受け取ってほしい」
このプレゼントには大和の気持ちが沢山詰まっている。
そう感じた千明は頷いてプレゼントのリボンに指をかけた。
するするとリボンを外して箱を開けてみると、銀色のネックレスが見えた。
胸元にはハートのダイヤがついてる。
なんとなくぎこちなくなってふたりしてうつむいてしまった。
キスされたことに関して強がって子供じゃないなんて言ったけれど、ほとんど恋愛経験がないことがバレてしまった。
それが恥ずかしくてなかなか顔を上げることができない。
「あ、あのこれ」
会話の間を持たせるように大和が取り出したのは長方形のプレゼントの箱だった。
「え?」
「一応、付き合いはじめ記念ってことで」
差し出されたプレゼントを反射的に受け取ってから「でも、こんなの悪いです」と、顔を上げる。
大和の顔も耳まで赤く染まっているのがわかった。
「こんな俺のことを受け入れてくれた人は初めてなんだ。だから、受け取ってほしい」
このプレゼントには大和の気持ちが沢山詰まっている。
そう感じた千明は頷いてプレゼントのリボンに指をかけた。
するするとリボンを外して箱を開けてみると、銀色のネックレスが見えた。
胸元にはハートのダイヤがついてる。