【改稿版】身代わりお見合い婚〜溺愛社長と子作りミッション〜
第七章 イケメン完璧社長の奇行
なんだか急に体が重くなって、ベッドにダイブする。
(あ~、また社長に迷惑かけた)
歩道のど真ん中で倒れたら、社長が支えてくれた。そして、お姫様抱っこをして家まで運んでもらっちゃって。
私、本当、なにをやっているのだろう。
小学生や中学生くらいの時は、よく倒れていたけど、ここ数年は大丈夫だったのに最近は頻繁に倒れすぎだ。
理由はわかっている。ただの寝不足。
小さい頃に病院で色々検査したけれど、身体のどこかが悪いのではなくてそういう体質とのことだった。一定数そういう子はいるらしい。
(社長とあんなに近づいて、会話までしちゃったのに、全然気づかれなかったな)
うっかり声を変えることも忘れていた。でも、わざわざ変に声を変えなくても気づかれていないのだからまあいいか。
案外大丈夫なものなのだなと思う。それもそうか、化粧したら全然違う顔になっていたから。でも、化粧を落とした素顔も晒しているのに、こんなにも気がつかないものなのだろうか。
(このまま、社長と社員という関係でいいから繋がれたらいいのに)
(あ~、また社長に迷惑かけた)
歩道のど真ん中で倒れたら、社長が支えてくれた。そして、お姫様抱っこをして家まで運んでもらっちゃって。
私、本当、なにをやっているのだろう。
小学生や中学生くらいの時は、よく倒れていたけど、ここ数年は大丈夫だったのに最近は頻繁に倒れすぎだ。
理由はわかっている。ただの寝不足。
小さい頃に病院で色々検査したけれど、身体のどこかが悪いのではなくてそういう体質とのことだった。一定数そういう子はいるらしい。
(社長とあんなに近づいて、会話までしちゃったのに、全然気づかれなかったな)
うっかり声を変えることも忘れていた。でも、わざわざ変に声を変えなくても気づかれていないのだからまあいいか。
案外大丈夫なものなのだなと思う。それもそうか、化粧したら全然違う顔になっていたから。でも、化粧を落とした素顔も晒しているのに、こんなにも気がつかないものなのだろうか。
(このまま、社長と社員という関係でいいから繋がれたらいいのに)