ポンコツ魔女は王子様に呪い(魔法)をかける
 はじめてナカに挿入され、その違和感にびくりと腰を震わせる。
 
 そんな私を気遣っているつもりなのか、奥までは挿入せずに浅いところを何度も擦られると、私の体は異物感の向こうに微かな快感を拾い初めた。


「いつか、リリの奥を思い切り突きたいな」

 まるで彼の全てを受け入れて欲しいと、そう乞い願うように彼がそう囁いて。

“私のナカを彼のモノが貫いたら”


 内壁を強く擦るようにメルヴィの指が動き、反対の指がかき混ぜている蜜壺の少し上にある愛芽をグリッと押し潰す。

 そしてトドメとばかりに乳首を軽く歯を立て甘噛みされて。


「あ、あぁぁあッ!」

 ビクンと一際大きく腰を跳ねさせ、私は絶頂へと導かれたのだった。
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