ハロウィン・マジック
【04.】ちょっと待って!
今日............というか、さっき。
私は、泉澄くんと再会したばかりなのに!
「まっ、まってこの距離は.........っ‼︎」
泉澄くんの家にいて。
ソファーに座りながら、
凄く近い距離にある泉澄くんの顔。
これ以上、近づかないように、
そっと、泉澄くんの胸元を押してみるけど。
.....................現状、全く効果なしで。
「練習、付き合ってくれるって言ったじゃん」
そう言葉を紡ぐ泉澄くん。
「.........っ、ぅ、い、言ったけど!!」
こっ、この距離は近すぎて、
私の方が身が持たなくなって...............っ。
泉澄くんから、
わざとらしく、視線を逸らすと。