ハロウィン・マジック
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泉澄くんに、
腕を引かれるまま、やって来たのは。
──────誰もいない裏路地。
裏路地に来るなり、
昨日、痛みを感じた場所に顔を埋める泉澄くん。
泉澄くんの顔が近くて、照れくさいのに。
「っ、ん、」
やっぱり漏れてしまうのは、
昨日と同じような、不思議な声。
慌てて口を両手で塞ごうとしたけど。
それを.................................
──────泉澄くんが許してくれなかった。
「だめ、声抑えんな」
私が両手を口に当てる前に、
その手を泉澄くんが、簡単に取って。
あっという間に、
壁に押さえつけられてる状態。