私は誰にも恋しない
先生は私の小さい声が聞こえてたみたいで私に近づき、耳元で言う。

「…お前がいいんだよ」

私は先生から離れ自分の耳を手で押さえる。

「まぁ…いわゆる雑用係だ!
これからよろしくな」

先生は笑って言う。

(なっなんで私が…)

私は肩を落とし、渋々引き受ける。
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