私は誰にも恋しない
「あっ鈴木さん、3グループ?よろしくね」

最初に私に声かけてきてくれたのは宮野さんだった。

「よろしくお願いします」

私は緊張感から少し下を向く。

…というのもさっきから神山君の視線が痛い

「よしっ!これで全員そろったね。
まずは班の中で誰が班長になるかだけど…僕やっていいかな?」

村瀬君がみんなの顔を見ながら言う。
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