私は誰にも恋しない
帰りのバスの中で誰にもバレないように洋介はひかりの手を握る。

「ちょっ…先生…」

「ん?なんだ?もっといいことする?」

先生は耳元で言う。

私は顔を赤らめ、首を振る。

先生は私の頭を撫でながら笑みを浮かべた。
< 78 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop