その恋は甘くて危険【番外編追加済み】
お似合い……
私と輝悠先輩が……?
「未珠ちゃん、俺達お似合いだって」
私は信じられないような気持ちなのに、輝悠先輩は嬉しそうだった。
変なの……
輝悠先輩がそんな嬉しそうな顔をしているなんて……
そう思ったけど、そんな顔を見た私の胸の奥がキュンと鳴った。
輝悠先輩が嬉しいなら、私も嬉しくなっちゃう。
「あらやだ、2人だけの世界に入っちゃって~!一応私もいるのに!」
オネェさんの言葉にはっと我に返った。
「あの、ありがとうございました。プラネタリウム、とっても幻想的で綺麗でした」
「うふふ、ありがとう!そんな風に言ってもらえたら嬉しいわ!それにしても、あなたとは初めて話したわね!」
返ってきたオネェさんの言葉に思い返す。
確かに私は話してなかったかも……