その恋は甘くて危険【番外編追加済み】
第4話 恋のライバル現る?
私と輝悠先輩は順調に付き合っていた。
そんなある日のこと。
「ちょっとお待ちになって」
私は輝悠先輩の家に泊まりにきていた。
もちろん、両親の許可をもらって。
付き合ったあの日から、私は度々泊まりに来たり遊びに来たりしていた。
輝悠先輩のところに行こうとしていた時、誰かに引き止められて。
振り向くと、とても綺麗な女の人が立っていた。
誰だろう……?
大和撫子という言葉が似合うとっても綺麗な人だった。
「えっと、何ですか?」
「輝悠さんのところに行きたいのだけど、輝悠さんの居場所はご存知?」
えっ、どうしてこんな綺麗な人が輝悠先輩の居場所を気にするんだろう……?