ピンクの姫が無自覚攻撃を繰り出すので、ブルーの侍が困惑しています(アンジュと近藤)
違法賭博・・それも制服の女の子ばかり・・
男はいなさそうだ。
近藤は玄関ドアをそっと閉めて、手すりに座っている久遠に報告をした。
「未成年者の女の子が5~6人います。
それも制服ですが・・
酒、たばこ、ギャンブルをやって遊んでいるようですね」
「なんと、たまり場になっていたのか」
久遠はアメリカ人っぽく、肩をすくめるジェスチャーをした。
「俺らも若い時、結構やったけどな。あん時は楽しかった・・」
「思い出に浸っている時じゃないでしょ!!どうしますかっ!」
近藤のイライラを察したのか、
久遠は
「んじゃ、ガキだから、蹴散らせばいいんじゃない。
近所の目もあるし、大事にはしたくないな」
「そうですね。取りあえず追い出します!」
そう言って、すぐに近藤はバンッッと玄関ドアを開けた。
「お前ら、不法侵入だ!!警察を呼ぶぞ!!」
近藤の怒鳴り声は、少女たちの嬌声より迫力があったのか、
いっせいに、玄関ドアに立つ男二人に注目の視線が向いた。
こういう時の近藤は容赦しない。
居間まで、つかつかと入ると、
中腰で逃げる態勢になった少女たちにわざと聞こえるように
「久遠、すぐに警察を呼んでください。」
「OK」
久遠が、少女たちに見せつけるように、ジーンズの尻ポケットからスマホを取り出した。
それと同時に、少女たちはいっせいに、
いや一人を除き、蜘蛛の子を散らすように、キッチンから裏庭、
小さな木戸から裏通りに逃げて行った。
男はいなさそうだ。
近藤は玄関ドアをそっと閉めて、手すりに座っている久遠に報告をした。
「未成年者の女の子が5~6人います。
それも制服ですが・・
酒、たばこ、ギャンブルをやって遊んでいるようですね」
「なんと、たまり場になっていたのか」
久遠はアメリカ人っぽく、肩をすくめるジェスチャーをした。
「俺らも若い時、結構やったけどな。あん時は楽しかった・・」
「思い出に浸っている時じゃないでしょ!!どうしますかっ!」
近藤のイライラを察したのか、
久遠は
「んじゃ、ガキだから、蹴散らせばいいんじゃない。
近所の目もあるし、大事にはしたくないな」
「そうですね。取りあえず追い出します!」
そう言って、すぐに近藤はバンッッと玄関ドアを開けた。
「お前ら、不法侵入だ!!警察を呼ぶぞ!!」
近藤の怒鳴り声は、少女たちの嬌声より迫力があったのか、
いっせいに、玄関ドアに立つ男二人に注目の視線が向いた。
こういう時の近藤は容赦しない。
居間まで、つかつかと入ると、
中腰で逃げる態勢になった少女たちにわざと聞こえるように
「久遠、すぐに警察を呼んでください。」
「OK」
久遠が、少女たちに見せつけるように、ジーンズの尻ポケットからスマホを取り出した。
それと同時に、少女たちはいっせいに、
いや一人を除き、蜘蛛の子を散らすように、キッチンから裏庭、
小さな木戸から裏通りに逃げて行った。