ピンクの姫が無自覚攻撃を繰り出すので、ブルーの侍が困惑しています(アンジュと近藤)
ああ、なんか言い訳ぽくなってきているな・・
「仕事が忙しくなると、帰りは遅くなるけど、週末は必ずどこかに出かけましょう」
近藤は指先で、姫君の髪の一房をくるりと巻き、唇をつけた。
「その・・キスと・・その先もあり?」
姫君はハンカチを握りしめて、
自分の質問に真っ赤になった。
近藤はその手を取り、指に唇をつけた。
「そうですね・・
でも、まずエラール伯爵に、正式に挨拶をしておかなくてはなりませんね」
その近藤の気真面目さに、姫君はクッと吹き出した。
「ああ・・それはたぶん、ノープロブレムって言うと思うけど。
お前がいいなら・・問題ないってね」
「あとねっ!着物も着たいの!」
姫君の声がはずんだ。
「母が着付けもするから、頼んでみましょう」
「うん・・楽しみ・・」
次は、唇に・・
そのピンクの世界を堪能したい・・
近藤が上半身を起こそうとした時
コンコン
その音で、
姫君はガバッと身を引いて、
ベッド脇の椅子に座りなおした。
頬が赤いのをごまかすように、
ハンカチで隠している。
近藤は布団をひき上げて、天井を見ているふりをした。
「翔太さん、面会時間は終わりですって」
「仕事が忙しくなると、帰りは遅くなるけど、週末は必ずどこかに出かけましょう」
近藤は指先で、姫君の髪の一房をくるりと巻き、唇をつけた。
「その・・キスと・・その先もあり?」
姫君はハンカチを握りしめて、
自分の質問に真っ赤になった。
近藤はその手を取り、指に唇をつけた。
「そうですね・・
でも、まずエラール伯爵に、正式に挨拶をしておかなくてはなりませんね」
その近藤の気真面目さに、姫君はクッと吹き出した。
「ああ・・それはたぶん、ノープロブレムって言うと思うけど。
お前がいいなら・・問題ないってね」
「あとねっ!着物も着たいの!」
姫君の声がはずんだ。
「母が着付けもするから、頼んでみましょう」
「うん・・楽しみ・・」
次は、唇に・・
そのピンクの世界を堪能したい・・
近藤が上半身を起こそうとした時
コンコン
その音で、
姫君はガバッと身を引いて、
ベッド脇の椅子に座りなおした。
頬が赤いのをごまかすように、
ハンカチで隠している。
近藤は布団をひき上げて、天井を見ているふりをした。
「翔太さん、面会時間は終わりですって」