ピンクの姫が無自覚攻撃を繰り出すので、ブルーの侍が困惑しています(アンジュと近藤)
すました顔の母親が、半分ほど戸を開けて、覗き込んだ。
せっかちな人だから、進捗状態を確認しにきたのだろう。
「アンジュちゃん、もう遅くなるから、今日は一緒に帰りましょうね」
母親の促しに、姫君は立ち上がり質問した。
「明日、来てもいい?」
「もちろん」
近藤が小さな声で答えると、姫君の笑顔がふわっと広がった。
この空間がピンク色に満ちていくようだ・・
「また、明日」
近藤がそう声をかけると、姫君が小さく手を振って、先に病室を出た。
母親がその後に続き、引き戸を閉めようとした時、近藤が声をかけた。
「ありがとう。頼むね」
それから、母親に向かって、顔をしかめてピースサインをした。
息子の照れ隠しを察したのか、
母親もフッと笑って、ピースサインを返した。
病室の窓から、大きな満月が見える。
かぐや姫は月に戻らない・・
だが、しかし・・・
姑スパルタ教育に、
「コンドーのママ、コワイ!!
ああ、もう・・嫌っ!!」
と、姫君が言ったらどうしようか・・
近藤の悩みは、どこまでも尽きないのであった。
せっかちな人だから、進捗状態を確認しにきたのだろう。
「アンジュちゃん、もう遅くなるから、今日は一緒に帰りましょうね」
母親の促しに、姫君は立ち上がり質問した。
「明日、来てもいい?」
「もちろん」
近藤が小さな声で答えると、姫君の笑顔がふわっと広がった。
この空間がピンク色に満ちていくようだ・・
「また、明日」
近藤がそう声をかけると、姫君が小さく手を振って、先に病室を出た。
母親がその後に続き、引き戸を閉めようとした時、近藤が声をかけた。
「ありがとう。頼むね」
それから、母親に向かって、顔をしかめてピースサインをした。
息子の照れ隠しを察したのか、
母親もフッと笑って、ピースサインを返した。
病室の窓から、大きな満月が見える。
かぐや姫は月に戻らない・・
だが、しかし・・・
姑スパルタ教育に、
「コンドーのママ、コワイ!!
ああ、もう・・嫌っ!!」
と、姫君が言ったらどうしようか・・
近藤の悩みは、どこまでも尽きないのであった。