生徒会は私を狙っていた!?
直ぐにみんなを囲む女の子たち
みんなに…とくにやまちゃんには悪いとは思いつつ私もピンチなので先に行かせてもらいますっ!
「ねぇねぇおじょ〜さんっ!可愛いじゃん。これから一緒にお茶しない?」
「えぇ!?え、遠慮しときます…」
「そんな事言わないでさっ、奢るよ〜?」
「このあと用事があるのでちょっとぉ…」
誰っ!?この人!何で急いでるときに限って変な人に絡まれるの!
「あのっ、ほんとにやめ…」
そろそろ本気で辞めてもらおうとした時、誰かが変な人の腕を掴んだ
「その手、離せや」
「やま、ちゃん…?」
すごいなぁ、やまちゃんは。さっきまであんなにぎこちない動きでこちらに来ようとしていたのに、私が危険な目に遭いそうになるといつも駆けつけてくれる。