生徒会は私を狙っていた!?
思い出したくないくらい、嫌な思い出。


玲人兄と私の関係にヒビが入った日であり、もし過去に戻れるならこの日に戻りたいって一番の思う日。



「もう一回、聞くよ。
…なんでここにいるの?」




玲「それは僕のセリフだよ。結芽は何でここにいるんだ?

あぁ、そんなことどうでもいいか。また結芽に会えるなんて…!

夢みたいだ。また一緒にいられる…?」




玲人兄は変わらない。いや、変われないのかも。

昔みたいな…ううん、昔よりも光がない目だ。




「質問に答えて、なんで千葉にいるの?」



玲「結芽からの質問だもん、もちろん答えるよ。

なんで千葉にいるのか…だよね?それはね、あのあと僕捨てられたんだ」




ーーーーーーえっ


捨て、られた…?
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