生徒会は私を狙っていた!?
「嫌いになんてならないよ?むしろ大好きっ!」

「ゆっ、ゆめぇー」

「あんまりお父さんを甘やかしたらだめよ?」

「あははっ!」



お父さんとお母さんとたくさんお話してベットに入る。

これでもうしばらくはお母さんたちと一緒に寝れないのか…

そう思うと、やっぱりさみしくなってきちゃった。

目から零れ落ちそうになる涙を、必死に堪えた。

きっと明日から楽しい学園生活が待っているーー

そう信じて無理やり目を閉じポケットに入った薬を2粒飲んで眠りについたーー


ー翌朝ー

「ーめ、ゆーおきー、結芽、起きなさい!」

「うぅーん…お母さん?おはよぉー」


まだ眠たい頭をフル起動させ周りを見る。

ここはどこだろう…?



「まだ寝ぼけてるの?今日は編入する日でしょ!」

「…わぁー!そうだった!どうしよう今何時!?」

「落ち着きなさい…今は七時。そんなに急がなくても大丈夫だぞ。」



七時?なぁんだ!焦らなくても大丈夫な時間だ。
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