マフィア姫
教室では寝て過ごした


学校が終わり家に帰ると親父がいた


「親父、来てたのか」


「学校には、ちゃんと行ってるみたいだな」


「行かなすぎて留年しても困るからな」


親父は何してきたのだろう


不思議そうに親父を見ていると


「大事な話がある」


真剣な顔をする親父に私も向き合って座った


「姫には、ずっと隠していたが、お前は本当は双子なんだ」


は?私が双子???


「どういう事だよ」
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