マフィア姫
私は着替えてバーへと向かった


ここに来るのは1ヶ月ぶり


「兄貴、いる?」


中に入ると、快と快の兄貴が雑談していた


「お前、また消えやがって」


「あはは」と笑って誤魔化した


「ちょっと知りたいことあるんだけど」


私がそう言うと真面目な顔になる


「本郷 拓斗。何者か知ってる?」


「知ってるも何も輝龍の幹部だぞ」


へ?輝龍の幹部!?


「でも、この前居なかったよね」
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