辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~
エルの疑問をよそに、ロドリゴは森に入る許可を出してくれた。なんとエルも森に行っていいのだという。
「この家ではな、五歳を過ぎたら、森に行くんだ。もちろん、ちゃんと安全になるよう準備してからだぞ?」
ロドリゴ曰く、この地で暮らしていくのなら、森について知らなければならないらしい。三兄弟も、騎士団員の子も、五歳を過ぎたら森に一度は行くそうだ。
「エルは何歳だ?」
「五歳!」
かがみこんだロドリゴが目を合わせてきたので、エルは元気よく右手を広げて突き出した。
「だろ? 騎士団が一緒に行くんだから安全だ」
ブラストビーの巣があるところは、いくつか確認されているが、新たな巣を見つけ次第記録を取ることになっている。一つの巣から蜂蜜を取りつくしてしまわぬよう、取りに行く巣を調整しているそうだ。
「この家ではな、五歳を過ぎたら、森に行くんだ。もちろん、ちゃんと安全になるよう準備してからだぞ?」
ロドリゴ曰く、この地で暮らしていくのなら、森について知らなければならないらしい。三兄弟も、騎士団員の子も、五歳を過ぎたら森に一度は行くそうだ。
「エルは何歳だ?」
「五歳!」
かがみこんだロドリゴが目を合わせてきたので、エルは元気よく右手を広げて突き出した。
「だろ? 騎士団が一緒に行くんだから安全だ」
ブラストビーの巣があるところは、いくつか確認されているが、新たな巣を見つけ次第記録を取ることになっている。一つの巣から蜂蜜を取りつくしてしまわぬよう、取りに行く巣を調整しているそうだ。